子どもの「育ち始め」はその後の思春期や青年期にもわたり「生きる力」の形成に長く影響する大切な時期。養育者との安全な環境での愛着形成がとても重要です。でも、ひとり親、サポートへのアクセス不足など様々な事情でそのときに養育者も大変な思いをしていたり、孤立しがちな現状があります。こうした現状は養育者自身の成育・経済背景にも影響され、自己責任だけで語られるものではなく、社会が・地域でお互いに支援できる環境を作っていくことが望まれます。
行政サポートとも連携し地域のつながりを生かして子どもと養育者の成育を共に支えるNPO活動が進められていますが、これらの活動が安定して続けられるためには長期的な活動資金の確保も不可欠であり、そのためにもより多くの人たちからの課題への理解・支援が必要です。
活動資金について多くのNPO法人が毎年の予算確保・寄付募集に苦心するなか、一方で資本市場ではお金がお金を生むメリットを多くの人や企業が享受しています。この「お金が生み出すお金」は、収益事業を多く持たないNPOの活動資金としてむしろ活用されるべきですが、これまでのところNPO法人が主体的な形でこれを活用するケースはあまり見られません。
EFG-Empower For Growthは、子どもと養育者の育ちを支援する活動を資金面で支えるための仕組み作りを進める活動です。具体的には、子どもと養育者の育ちを支える活動を進めているNPO法人と協働し、課題認知・取り組みへの賛同促進に努めながら、複数の寄付者から頂く寄付を集合的に基金として運用する形(NPO法人での運営管理ガバナンス、安全志向の資産運用ノウハウ、寄付者とのコミュニティ形成など)を整備・実践していきます。
また、将来的にはそのような仕組みがほかの多くの社会活動でも生かされることを目指します。